ESLクラスのこと。黙っていたら全てOKだと思われる!


これはわたしが15歳の頃、

アメリカ・メイン州の森の中にある

Camp Med-O-Lark に1ヶ月間滞在した時の

体験記です。





マイちゃん、FAXありがとう。

淋しくなったりすることもあると思うけれど、

たった4週間しかないんだから、


後で後悔しないように


何でもトライして楽しんでいらっしゃい。


誰かに助けてもらうことを期待しないで、


助けが必要だったら


リーダーのそでを引っ張ってでも


はっきり何が必要なのか、


何が分からないのか説明しなさいね。


アメリカでは、黙っていれば全てOKと


皆んなは理解しますからね。



「叔母からのFAX」より



そう、ここ(アメリカ)では、自分の意見や考えや欲求などを相手に伝える、ということが重んじられます。



でも、キャンプが始まったばかりの頃のわたしには、自分の気持ちを伝えられるだけの語彙力も勇気もまだありませんでした。



もしかしたら周りの大人たちはわたしのホームシックに気付いていて、

わたしからヘルプを出すのを見守ってくれていたのかもしれません。



そう思ったのは、昨日叔母からこんなメールが届いたからです。

「キャンプが始まって4日目ぐらいに何かの用事でキャンプの事務局の方と電話でお話しした時に、事務局の方から、麻衣子が掲示板の所で一人で掲示板を見つめていたので、Are you OK? と声をかけたら、ふり向かないでI am fine. と答えてくれたけど、肩が小刻みに震えていたので、多分泣いていたと思うと言われました。

でも、そこでHugしたら彼女は泣き出してしまうと思ったので、そっと見守ることにしましたって。優しい方達でした。



ESL(English as a Second Language)クラスを取らなかったのも、

「ESLはロシア人のためのクラスだから」

と誰かに言われて、それ以上何も言えなくなってしまったからでした。



だけど本当は、どうしよう…と、ひとりで困っていました。


このままでは、何も分からないままで、

何も伝えられないままで、

キャンプが終わってしまうかも。



そんな時に助け舟を出してくれたのが、オフィサーのケリーでした。
ケリーが午後の時間が空いている時に、英語を教えてくれることになったのです。



教材はわたしに合わせて、ケリーが手作りしてくれました。

Stupid!って、キャリーが作ってくれた単語カードにもありますが、
「うっそー!」「マジー?」
「バッカじゃなーい!」
みたいな感じで、いちばん良く使われていた単語だった気がします。笑


それからわたしは困ったことがあったら、
ケリーに相談することが出来るようになりました。


ケリーは自分の子どもたちをCamp Med-O-Larkに参加させてからMedが大好きになり、

そのままオフィサーとして働いていて、

わたしのことも自分の子どものように、可愛がったり気にかけたりしてくれました。



ケリーとは、帰国してからも暫くは文通を続けていたのですが、

いつの間にかそれも途切れてしまって、

今どうしているのかなぁと気になっています。



またどこかでケリーに会えたらいいな♡



つづく



今夜は22時から深夜まで「ママ夢ラジオ」のzoomミーティングをしていました。

「ママラジ」ブログもよろしくお願いします♡



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