学校以外のはじめての友達。学校だけが世界じゃなかった!



これはわたしが15歳の頃、
アメリカ・メイン州の森の中にある
Camp Med-O-Lark に1ヶ月間滞在した時の
体験記です。


マイちゃん、

少しづつキャンプにも慣れてきているようですね。

良かった、良かった!


マイちゃんからのFAXは皆で読んで、


東京のパパにも送りました。


始めは何が何だか分からなくても、


とにかくみんなにくっついて行動していれば、


少しづつ少しづつ共通の話題が出来ていくよ。


とにかく一人にならないで。


ガンバレ、ガンバレ!



「叔母からのFAX✉」より



Camp Med-O-Larkのキャンパーたちの出身国は様々でした。



アメリカ人が半数以上、

日本人はわたしを含めて、2名。



その他、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、モナコ、ベネズエラ、ロシアなど。



はじめて出会う国の人もたくさんいました。



ロシア人の子たちはグループで参加していて

他の国の子とはあまり交わろうとせず、

晴れている日でもお部屋で遊んでいることが多かったです。



イタリア人やスペイン人はフレンドリーで陽気な子が多く、

挨拶代わりにイタズラしてきたり、

言葉の通じないわたしにも何かとちょっかいを出したり、

話しかけたりしてくれました。



わたしがキャンプで出会った人は、

ほんの一握りでしかなかったけれど、

まるでここは世界の縮図のようだと思いました。



それまでのわたしは、家と学校が世界の中心でした。



小学校から高校まで一貫校のミッションスクールに

同じ系列の幼稚園から通っていたので、

学校以外には友達がいませんでした。



仲の良い友達と過ごす時間は楽しかったけれど、

同級生とうまく行かなくて悩むこともあったし、

テニス部の先輩はとても怖かったし、

校風に馴染めなくて息苦しさを感じていた時期もありました。



でも、Camp Med-O-Larkで色々な国の人と出会えたことで、

家と学校にしか自分の居場所がないような気がしていたことが

間違っていたことに気付き、

そこからわたしの世界は広がっていきました。



そしてCamp Med-O-Larkに来て数日が経った頃、

わたしは学校以外ではじめて心を許せる友人に出会いました。



それがスザンヌでした。



彼女は、お父さんがドイツ人で、お母さんが香港人。



英語、ドイツ語、中国語(広東語?)が喋れるトリリンガルで

背がスラっと高く、優しくて親切でまじめな女の子でした。



わたしたちは出会った時から何となく気が合って、

それから自然と行動を共にすることが多くなりました。



同じCITだったし、放課後は良く一緒にテニスをしました。

日本語を教えてあげたりもしました。



スザンヌがノートに書いた落書き♡わたしの名前がたくさん!


スザンヌと出会えてまた少し、

キャンプにも馴染めてきました!



つづく♡



北海道の地震発生後の状況が気になります。
7月に訪れたばかりの北海道。
親切にしていただいた方々のご無事をお祈りしています。


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