学校以外のはじめての友達。学校だけが世界じゃなかった!
マイちゃん、
少しづつキャンプにも慣れてきているようですね。
良かった、良かった!
マイちゃんからのFAXは皆で読んで、
東京のパパにも送りました。
始めは何が何だか分からなくても、
とにかくみんなにくっついて行動していれば、
少しづつ少しづつ共通の話題が出来ていくよ。
とにかく一人にならないで。
ガンバレ、ガンバレ!
「叔母からのFAX✉」より
Camp Med-O-Larkのキャンパーたちの出身国は様々でした。
アメリカ人が半数以上、
日本人はわたしを含めて、2名。
その他、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、モナコ、ベネズエラ、ロシアなど。
はじめて出会う国の人もたくさんいました。
ロシア人の子たちはグループで参加していて
他の国の子とはあまり交わろうとせず、
晴れている日でもお部屋で遊んでいることが多かったです。
イタリア人やスペイン人はフレンドリーで陽気な子が多く、
挨拶代わりにイタズラしてきたり、
言葉の通じないわたしにも何かとちょっかいを出したり、
話しかけたりしてくれました。
わたしがキャンプで出会った人は、
ほんの一握りでしかなかったけれど、
まるでここは世界の縮図のようだと思いました。
それまでのわたしは、家と学校が世界の中心でした。
小学校から高校まで一貫校のミッションスクールに
同じ系列の幼稚園から通っていたので、
学校以外には友達がいませんでした。
仲の良い友達と過ごす時間は楽しかったけれど、
同級生とうまく行かなくて悩むこともあったし、
テニス部の先輩はとても怖かったし、
校風に馴染めなくて息苦しさを感じていた時期もありました。
でも、Camp Med-O-Larkで色々な国の人と出会えたことで、
家と学校にしか自分の居場所がないような気がしていたことが
間違っていたことに気付き、
そこからわたしの世界は広がっていきました。
そしてCamp Med-O-Larkに来て数日が経った頃、
わたしは学校以外ではじめて心を許せる友人に出会いました。
それがスザンヌでした。
彼女は、お父さんがドイツ人で、お母さんが香港人。
英語、ドイツ語、中国語(広東語?)が喋れるトリリンガルで
背がスラっと高く、優しくて親切でまじめな女の子でした。
わたしたちは出会った時から何となく気が合って、
それから自然と行動を共にすることが多くなりました。
同じCITだったし、放課後は良く一緒にテニスをしました。
日本語を教えてあげたりもしました。
スザンヌと出会えてまた少し、
キャンプにも馴染めてきました!
つづく♡
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