手紙とラマ、わたしを元気づけてくれたもの♡

これはわたしが15歳の頃、

アメリカ・メイン州の森の中にある

Camp Med-O-Lark に1ヶ月間滞在した時の

体験記です。

お元気ですか？

キャンプは楽しいし、

みんな親切だし、

食事もとっても美味しいよ。

アメリカのアイスクリームってすごいね！

スモールサイズが日本の2.5倍くらいあって

みんな３つくらい積み重なったのを

ペロッと食べていたよ。

それから、

空手や忍者が好きな男の子がいて、

とっても面白いです。

でも、英語ができなくて

しゃべれなくて

仲間に入れなくて、

ひとりになってしまうのが

すごく悲しかったりするけれど、

段々慣れてきているの！がんばります！

Never give up！！

From まいこ

アメリカのアイスクリームといえば、BEN&JERRY♡

キャンパーたちに人気のフレーバーは、

ｍ＆ｍ、COTTON CANDY、メープルクリーム、マッドチョコレート、ラズベリーチョコレート、ロッキーロード、ダークチェリー、オレンジ＆バナナ、ファッジチョコレートetc…

トッピングは、

ｍ＆ｍ、ベアーグミ、ナッツ、チョコのかたまり、レインボーチョコレート🌈

わたしがサマーキャンプに参加した当時は

スマホはまだなかったし、

メールも電話もできなくて、

（後でわかったことですが、叔母から教えてもらった電話番号が間違っていて、

何度電話しても繋がらなかったのでした。涙）

ボストンに住んでいる叔母への

唯一の連絡手段は、FAXでした。

ふと一人になってしまった時は

ルーズリーフに向かって

叔母や日本にいる両親に思いの丈を綴って、

寂しさを紛らわせていました。

（わたしがひとりで手紙を書いていたら、アントニオが横から落書きしてきた！

いたずらっこのアントニオ🤣）

FAXを送るのは１日1回、ディナーの前と決まっていたので、

わたしは毎日のようにルーズリーフに手紙を書いては、

オフィサーのキャリーのところへ持っていきました。

そして翌朝、返信のFAXが届いていた時は

とっても嬉しくて、

「今日もがんばってみんなとconversationしてみよう！」

と、前向きな気持ちになれました。

それからもうひとつ

わたしを元気づけてくれたのは、

キャンプにいる動物たちでした。

とりわけ大好きだったのが、ラマです。

ラマは、ラクダやアルパカに似ていて、

とても温厚でおとなしい動物です。

母はわたしがキャンプでラマに出会うまで、

「ドリトル先生」の物語に登場する架空の生き物だと思っていたそうです。

「Private Zoo Garden 動物図鑑」より

わたしのようにホームシックになった子供たちをそっと励ましてくれる大切な友達、

ラマはキャンプの人気者でした♡

つづく

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